2011年5月18日水曜日

◇ 東北大震災後の電力問題

 何の議論も見通しもなく、いきなり浜岡原発の操業停止を命じた総理の命令は納得いたしかねる。操業停止によって絶対に安全が確保されるというわけでもないのだから、操業しながら、その安全対策を迅速に進めていくというのが最良案ではないのか。総理の発言は国策の大転換でもあるだけに、それ相応の調査と対策を示してからでないと混乱を招く。

 節電対策として、先に石原知事が提案していたパチンコ店閉鎖と自動販売機の使用停止には大賛成である。パチンコ店の殆どの経営者は韓国人であると聞くが、彼らの母国では祖もパチンコが禁止されているのだ。それから、自動販売機というのは和足たちの年齢のものから見ると贅沢すぎる代物である。私は外出のとき小さな魔法瓶かペットボトルにお茶を入れて持ち歩くことにしている。

 前者は84万kw、後者は26万kwの節電になるといわれている。私は、これらのほか、TVの放映時間を極限することを提案したい。たとえば一日6時間にするのである。朝:2時間、昼:1時間、夜:3時間とし、後はラジオを活用する。これによってどれだけ電力が節約できるかは不明であるが、現在の日本が非常事態にあることだけは全国民に徹底して認識させることが出来るであろう。
 次にサマータイムの積極利用である。日の出とともに起きて働き、夜は早めに休むという人類本来の姿に戻るのである。日本の活力を取り戻すためにも、電力不足などで生産工場の操業に影響が出てはならぬ。