2011年7月9日土曜日

◇ 彼らが日本を滅ぼす?

 本日の産経新聞トップ記事は
「日本経済沈没の危機」―原発ストレステスト産業空洞化の恐れー、
 菅直人首相が打ち出した全国の原子力発電所へのストレステスト(耐性検査)は大幅な電力不足につながり、心配されてきた産業の空洞化を加速させる恐れがあると述べている。

 電力不測は企業に節電を強要するので、徐々に回復に向かいつつあった生産活動は落ち込み、脱原発による発電は電気料金を引き上げ、世界市場での競争を苦しくする。すでに海外脱出を検討しはじめた企業もあるが、産業の空洞化は雇用の悪化や消費の低迷にも拍車をかけ「日本経済沈没」の危機が現実味を帯びてくる。
ストレステストは整備の終わった原子力発電所をとりあえず稼働しながらでも良いのではないかと筆者は考えるのだが如何であろうか?

 今、私の机の上に佐々淳行氏の「彼らが日本を滅ぼす」という本がある。これは図書館に貸し出しを依頼してから受けとるまでに数ヶ月もかかった。それからも、如何に多くに人がこの本を読んでいたかが分かる。この本か発刊されたのは震災よりも一ヶ月も前であったのだ。

 この本では、「中国漁船体当たり事件」で発覚した日本の危機において、それに対応した首相の菅直人氏やその時の官房長官であった仙石由人氏の不可解な言動は、彼らが学生時代に全共闘の闘志であって、思想的には共産主義信奉者であったことなども含めて説明しているので分かりやすい。

 この尖閣諸島や北方領土問題悪化の原因ともなった普天間問題でのお粗末な対応は、日米同盟を弱体化さたが、その張本人は前首相でサロンコミュニストの鳩山由紀夫氏、そのときの外務大臣岡田克氏也、また百四十名もの議員を引き連れて中国の朝貢国とも見られる態度で胡錦濤出席に握手を求めた小沢一郎氏であった。


 そのほか大臣となった何人たちの具体的な名前を挙げて、これらの人たちの言動と経歴を述べ、彼らが日本を滅ぼすのではないかと警告を発している。

 この七月末には仮題「本当に彼らが日本を滅ぼす」と題した本が出版されるらしいので。今度は図書館ではなく、本屋へ行くことにしたいと考える。

0 件のコメント:

コメントを投稿