2011年12月29日木曜日

普天間問題

米軍基地、沖縄の普天間飛行場を辺野古に移設することに関しては自民党内閣の時にはほぼ決まっていたものを、民主党が「できれば国外、少なくとも県外へ」という政策を掲げて政権を取り、鳩山首相がこれを実現しようとしたが、それは余りにも無謀な政策であることに気付いて彼は政権を投げ出した。
    
このとき鳩山氏は沖縄に行って県民に土下座して謝るべきであった。その鳩山氏がいまだに政治家としてのほほんと居残り政治に口出ししていること自体が私には不思議でならない。

 現在の野田首相にしても未だ沖縄に行っていないというのは如何なものか? それに現時点では、防衛省が取り纏めた米軍普天間飛行場移設に必要な環境影響評価書を、少なくとも防衛相が直接持参して沖縄県民に丁寧に説明すべきであったところを、沖縄県庁へ宅配便で送りつけるなど正気の沙汰とは思えない。

 辺野古への移設に反対する多くの沖縄県民、これを説得することが出来ない民主党政府、このままの状態が続けば、米軍は普天間にそのまま居続けえることになると思うが、そうなってもよいと双方は思っているのだろうか?

 あくまでも米軍に出て行ってもらいたいと本気で考えるのであれば早急に日本国憲法を改正して、国軍を強化し、自分の国は自分で守るという体制を作るべきである。そうしないで米軍が出ていけば、日本の防衛力は極めて希薄となり、中国の脅威に晒される・・・というよりも・・・日本が中国の餌食となることを私は恐れるのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿